タイでもビーチ相撲?

ビーチ相撲海外進出?はまだですが、タイでビーチ相撲とかできたら、楽しいですねー!下記突撃レポートです。(事務局カガ)



先日のタイ出張、日曜日のお昼の時間が空いていたので、
タイ相撲連盟の倉沢会長に念願の表敬訪問。

倉沢会長は、タイの日系書店「東京堂書店」社長。
来タイして30余年、今ではバンコクを中心に20店舗を経営している敏腕経営者でもある。

東京堂書店には、はじめてバンコクに行った1999年からお世話になっている。
活字中毒の身としては、旅行中って常に「読む本がなくなってしまったらどうしよう」
という不安を抱えているので、異国で日本語の本が大量に陳列してあるのをみると安心するんですよね。

去年、出張で毎月バンコクに行くようになってからも、
「ああ、懐かしいな」と思い、久々に立ち寄って何気なく棚をみていたら、

タイ日併記「相撲入門」の本を発見。
しかも手作り感あふれるつくり。

「なんじゃこれ」と思い、発行元をみると、「タイ国相撲連盟」と。そんなんあるんか。。

ネットで調べてみたら、東京堂書店の社長がタイ国相撲連盟の社長だということ。
たぶん「相撲入門」もほぼ自費出版のような形で出したんだな。

相撲といえば、『四股踏んじゃった』の強豪相撲部の掛声でもおなじみ、
「辛抱、我慢、辛抱、我慢」の世界。
普段タイ人と仕事をしていてもっとも似つかわしくない言葉だなww。
辛抱、我慢嫌いの僕がタイに惹かれる理由でもあるけど。
たぶんタイでの相撲普及も、困難を極めていることは想像に難くない。

でも、出張ついでにタイ人と相撲の稽古とか面白すぎる。

我慢しきれなくなって、「稽古させてくださいっ」とメールしてしまった。
宛先がわからなかったので、とりあえず東京堂書店の代表メールアドレスに。
20店舗もある大会社だし、いたずらメールだと思って無視されるかしら。。

2日後、意外にも倉沢社長みずからメールをいただいてしまった!
曰く「今はオフシーズンで稽古してませんが、ぜひぜひお話しましょう」とのこと。

やった!

昨年の出張では倉沢社長の急用でお目にかかることはかなわず、
がっかりしたが、今回、僕のほうでも予期せぬ再度のバンコク出張が飛び込んできたので、
もう一度メールしたら、時間をいただけた。

BTSのプロンポン駅すぐ近くにある、エンポリアムデパートにある東京堂書店。
どきどきしながら訪ねていくと、倉沢会長がいらっしゃった。
御年67歳。もう自ら稽古はつけていらっしゃないそうだが、
なにも縁がないタイで事業を成功させ、相撲道を広めている方だけに、
さすがのオーラ。

倉沢社長が初めてタイに来たのは1979年。
37歳の時で、10年以上勤めた銀行を辞めて来たとのこと。
海外へ行くということ自体がまだまだ身近ではなかった時代、
かなり思い切った決断だったことでしょう。

自宅の近くに自腹で土俵がある道場を開き、タイ人に稽古をつけているのだそう。
やはりというか、なかなかタイ人は長続きせず、苦労しているということだ。

また、感銘を受けたのは、3年前チェンマイで開催した世界相撲選手権開催の苦労話。

スイスで開かれるはずだったら相撲大会が、スポンサーの撤退により、
半年前になって急に、「タイで開催して!」ということになり、
バンコク中の日本企業を駆けずり回っての資金集め、
何百人も来る選手・関係者の宿泊所、稽古場所コーディネイト、
近隣で土俵に適した土を探すことから始めなくてはならなかった土俵づくり、
大変な苦労をされてなんとか成功にこぎつけたとのこと。

ビーチ相撲のアットホームな大会開催だけでもあれだけの苦労なのに、
世界中から何百人も選手が来て、みんな大飯ぐらいで、言葉なんかも通じなくて、
とかありえん。

熱意だなあ、熱意。

ちなみに、チェンマイ大会での無差別級の優勝は、今幕内で活躍している阿覧だそうです。
60歳を超えてこのがんばりはすごいっ!
うーん、ビーチ相撲もがんばらねば、と思いを新たにした。

ビーチ相撲の紹介もさせていただき、タイのビーチでやったら盛り上がるのでは?
と励ましていただいた。

パタヤとかでやったら、世界中から人が集まってるし、盛り上がるだろうなあ。
ADFESTやってるときとか、だれかスポンサーでついてくれないかしら。

パタヤ近くの工業地帯は、バンコクについで日本人が多く住んでいるところで、
日本人会もあるとのこと。きちんと話をすればスポンサーにもなってくれるかも
しれない、と倉沢会長。
ビーチ相撲がもっともっと盛り上がったら、いつかやってみたいなあ、世界大会。

さて、折しも倉沢会長のタイでの30年の奮闘記が、今日、日本で出版された。
年末はこの本の執筆が佳境でお目にかかれなかったのだ。
タイに来てからこつこつ書き溜めていた力作とのこと。じっくり読むのが楽しみです。




椰子の木陰でハッケヨイ
倉沢すみお
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